スリランカ 天才発見 その1 |
どうしても素朴な土産物を愛でようという気が起きなくなってしまいます。
いいもの見ちゃうと落ちるもの見る気がしないということです。
小さいころから伝統的工芸品や仏像を好きで、機会を見つけて鑑賞してきましたが
日本の伝統工芸の作品は世界でも抜きんでて素晴らしいものがあります。
調和にこだわる感覚と、細部に対する強い美意識、材料となる豊かな
自然に恵まれてきたおかげもあるでしょう。
話変わって、外国の様々な工芸品ですが、これまた素晴らしいものが山とあります。
特にヨーロッパには、うんざりするくらい良いものが多くありすぎて、こういう美に
はまると一生が狂う人もいっぱいいるだろうと怖さも感じます。
狂う本人はシアワセなんでしょうけどね。
東南・南アジア諸国を旅行したときは、博物館や美術館に出かけて何か美しいものが
見られると期待してきましたが、その欲求が完全に満たされることはなく、博物館には
美しいものは無くてどこか別のところに存在するのだと思ったりしました。
特にインドは美術の宝庫というイメージがあったので、コルカタでもチェンナイでも
たいしたものが見られず、ずいぶんがっかりしたものです。
マハラジャのご自宅などに、本当にいいものがあるのかもしれませんが。
空間から切り抜いたような、どんなに小さくてもすごい迫力をもって迫る。
そんなものは、本当になかなか出会う機会がありません。
さて、スリランカですが手工業が大変盛んです。
素敵な民芸品としてみれば何も不足ないのですが、そういうものを探してるのではないので。
でもありました、見事なもの。
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