スリランカのナチュラルコットン |
地元の人々の生活の糧になっています。
綿(わた)の木の自然のものは とても背が高く、梯子をかけなければ人が綿を採ることは
難しいほどです。
これが綿。触るとびっくりするほど滑らか!
綿は、木にサヤとして実り、やがて成長して時がたつと「ポン」とはじけてサヤが落ちて
中の白い柔らかな綿が現れます。
白くフワフワした何かが、木にくっついていると思ったらそれが綿です。
地元の人はそれを手で摘んで、枝やクズを取って 手製のクッションや枕カバーの中に詰めて
沿道などで売っています。
綿を糸に紡いで 染めて、それで生地を織り、衣類などを作るのを個人でやっている人もいます。
もう大昔からのやり方で、糸を染める染料も草や木からとられたものから作るので
100%ナチュラル。
お店で売っているような、見栄えのする化学繊維のものとは違い
デザインも形も素朴ですが、使っていて気持ち良く、人の手のぬくもりを感じます。
薬品を使っていないので安心して肌につけられるのも気に入っている点です。
以前カタラガマ旅行の帰り道で買った、綿の詰まった枕は とてもふんわりしていて頭を
沈めると包み込んでくれるような温かみのある感触があります。
ベッドに入って眠るのが待ち遠しくなるほどに、重宝しているスグレものなのです。