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YASMEEN ヤスミン 店長日誌::スリランカ 古都キャンディ~ 仏歯寺からラグビーまで

YASMEEN ヤスミン 店長日誌YASMEEN ヤスミンの商品についてや、本社のあるスリランカでの仕事について書き綴っております。そのほか店長の自転車旅行記、インド映画などなど様々な話題について。

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スリランカ 古都キャンディ~ 仏歯寺からラグビーまで
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先々月、ラグビーの試合を観にキャンディまで行ってきました。

イー・ツアーズのヴァンではなく、普通車で社長自らドライバーとなって運転。
コロンボからキャンディまでは距離としては100km強と数字だけ見れば大したことは
ないんですが道路状況が良くないせいかいつも到着までには4時間くらいかかってしまいます。

この日はお昼頃から ゆっくりと家を出て、あまり慌てずに夕方頃キャンディに到着。
翌日、仏歯寺に参拝に行くために歩いてでも行ける「ホテル ティランカ HOTEL THILANKA」に宿泊しました。社長は手ごろ感のあるホテル ヒルトップ Hill Top Hotelが良くない?と言ってましたが、私が初めてキャンディに来た時に泊まった いい思い出のあるホテルなのでティランカにしてもらいました。
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客室のバルコニーからの眺め。キャンディの人造湖が見渡せます。

観光に便利な場所にある「放っといてくれる」感のある落ち着くホテルです。
予約してこなかったのですが、混んでおらず簡単に部屋がもらえました。
レジデント・ヴィザホルダーのディスカウントもあり、確か2人で4000円位(朝、晩の食事込み)。
キャンディはスリランカの人にとっての京都のような位置づけらしく各地から観光客が来る町でもあり外国人ツーリストの姿も珍しくないところ。
なんたって世界遺産ですから!
泊まるところもゴージャスな5つ星から、1000円程度のバックパッカー向けホテルまで揃っているので宿には困らないわけですが、ペラヘラや今回のラグビー大会のあるような時だと部屋が全て埋まっていて、町じゅうをウロつく羽目になるなんてこともあるので注意です。

着いた日は時間も遅かったのでゆっくりし、翌日朝から仏歯寺に行こうと早起きしてみると
ベッドルームになんと体長50~60cmはあろうかという猿が3匹侵入して、
更に外のバルコニーには10匹近い猿が部屋に入り込もうと集まってるではないですか!!!
あっけにとられ、とにかく追い払わねばとベッドサイドに有った手帳を部屋の猿目掛けて
投げつけるとドドっと一斉に逃げ出してくれました。どうやら、部屋の中のピーナッツの袋を狙って来た模様。昨晩きちんと鍵をかけて置かなかったっけかなあ・・・・
ガラス越しの猿がアクビした時に、覗いた凄い牙に結構ビビりました。

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↑見よ、この牙! 子連れの母ザル、子供がかわゆい・・

テラスで食事を摂る前に、仏歯寺へ。
朝8時前のせいか、観光客や外国人と思しき人は私くらいで 他は皆 地元の人々のようでした。
有名な観光地でもあるのですが もともと地元のブッディストの信仰の場所でもあります。
ブッダの犬歯が祀られていることからこう呼ばれ、シンハラの仏教の最重要地となっています。

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お供え用の花を売店で買い、線香とココナッツオイルも購入。
寺の敷地に入る前にまず外国人は入場料を払わなければいけないのですが、レジデント・ヴィザがある場合、徴収されないことがほとんどです。が、私、部屋にパスポートを置き忘れてしまい、社長にこっぴどく叱責を受けました。旅行者もスリランカに住む人も、これはやってはいけないという基本的ミス。警察に身分証明証のチェックを受けたら大変でした・・・

社長はそれでも入場料を無料にすべく入口付近のチケット窓口で交渉すると
「ホンダイ ホンダイ (いいよいいよ)」と陽気にオジサンが通してくれました。
朝早く観光客もいなかったからかしら。早起きは三文の得ですな!

天気にも恵まれていたので、白い寺と青空のコントラストがとても綺麗で 朝の空気の気持ちよさもあり体内から悪い「気」が抜けていくような心地よさがありました。
私達は売店で供える花を買いましたが、来ている人を見るとタッパに摘んだばかりのような白や黄色の花を入れて持ってきている人が多かったです。

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ゆっくりと参拝し境内でお祈り。沢山のひとたちと一緒に床に座り、社長のお経を聞きながら手を合わせて祈りを捧げます。
仏歯寺は境内よりも庭の方が美しいかなと思っています。六角堂という文字通り六角形の建物が壁面近くにあるのですが、社長は「あそこから昔、最後の王様が人を処刑するのを眺めたらしいよ」とガイドしてくれて、以前 スリ・ヴィクラマ ラジャシンハのことをブログでも書いたせいで親近感と愛情を感じていた私は歓喜。歴史のある場所の良さは、
「この場所に彼らがかつて居た」という、時間が傾ぐような錯覚を覚える気持ちよさじゃないかと思ってます。

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参拝を終え、ホテルに戻って山のような朝食を頂き(ビュッフェ形式)10時過ぎにのんびりチェックアウト。街に出て、バティック工房や手作りの工芸品を見て回りました。
とある『庶民お断り』という触れ込みの銀細工の店に行ってみたのですが、作品を見せても
貰えず、普通の人には売ってない!とのこと。強気の商売だな~と思っていたら
国賓や大統領御用達の店だったらしく、偶然 店内にいた先客はスリランカの最高裁の
裁判長でした。
どれだけ素晴らしいのか見てみたいじゃないか、と思ったもののラチがあかないので結局
出てきてしまいました。見せないと言われたら見たくなるのが人情、いつかそのうち粘って
拝見させてもらいましょう!

ラグビーの試合は夕方から。社長の学生時代の友人と待ち合わせ、一緒に今日の試合を
見に行くメンバーと合流しました。街は既にスタジアムに向かう車で溢れかえり、
車内から身を乗り出して旗を振り振り 叫ぶ若者がいっぱい。。。
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スタジアムにはもう人が入りきらない程になっていて、私達は最前列のフェンスに立ったまま張り付きました。後ろの方に座る人の迷惑を考えたら出来ないことですが(日本じゃ考えられん)大勢のあとから来る人も我先にとフェンス越しに立ち見。
場所は早い者勝ち。
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左、黒と黄色のシャツがコロンボ、右がキャンディ(だったかな?)

試合が始まってもいないのに、男どもの声援がもの凄く、ホイッスルやメガホンみたいので大きな音が方々から鳴り響き うるさいのなんのって。同行したフランス語の堪能なデヒワラ在住の女性の一人も「嫌いなのよね、こういううるさい場所」と呟いていましたっけ。
うちの女性陣は皆、旦那さんに(仕方なく)ついてきたわけで。スリランカの人って自我が
薄くて自分の行きたくないところでも相手に合わせることが出来るんでしょうか。
女性陣は常に冷静なのとは対照的に、男性陣の崩れようというか変わりようは凄く、
私の後ろから「カモーーーーーーーーーーーーーン!!!!」と叫び声をあげている
やかましい男がいるかと思ったらうちの社長でした。

IMG_2088.JPG みんなマジです

試合はキャンディ対コロンボの学生試合のはずですが、皆とても体が大きく学生に見えないほど。試合開始からコロンボのペースでゲームは進み、コロンボを応援する我らが男性陣もヒートアップ、そしてますますうるさく
「ビューティフーーール!!!ビューテフーーーーーーール!!!」とパス回しが決まるたびに頭の上のほうで叫ぶので鼓膜が変になりそうでした。
ラグビーをほとんど知らない私でもこの試合は楽しめ、特にコロンボサイドの攻撃的な展開の早さと綺麗なパス、何人ものタックルをかわしてタッチダウンを決めるなど思わず身を乗り出す場面が多かったのですが、終わってみると1点も入れていないキャンディ側の勝利となり、キャンディサイドのサポーターがグラウンドに傾れ込んでいました。どうやらこの試合の前に行われたコロンボでのゲームでキャンディが大勝したため今日の勝ち点を差し引いてもコロンボの負けだったらしいです。(どっちもアウェイで勝ったのね)
我らがコロンボサイドのサポーターは一転静まりかえり、まるで血を抜いたようにおとなしくなって「帰ろうか」と誰かが呟いて早々にスタジアムを後にしたのでした。
日本だとこういう時に「よくやった!」と負けた方にも拍手が起きることがありますが
スリランカでは全くそういうのは無し。
負けた方にも拍手、というのは日本くらいなんですかね~

友人の家に集まり社長たちは残念会、私は早々に休むためホテルへ。しかし予約していなかったため、しかもラグビーの大試合の夜とあってどこのホテルもいっぱい。
社長の友達が骨を折ってくれてホテルトパーズ HOTEL TOPAZの取締役の人にお願いして部屋を1つあけてもらってしまいました。すみません、多大なご迷惑掛けて・・・・・;

ホテルトパーズはダブルで朝食付きで6000円程度とリーズナブルなのに対し(※ディスカウント無しだとシングル7000円くらい)、部屋は豪華さがありTVルームとリビングまでついていて、アメニティグッズも豊富で大満足でした。これで2つ星?とびっくり・・・たまたま泊まった部屋が良かったのか?でもフロントもロビーも華やかな雰囲気があってティランカよりも着飾った人々で随分賑わっていました。

寝ようと思っているとルームサービスを頼んでないのにチョコケーキが運ばれてきてきょとんとしてたら
「ご主人様からです」という伝言。
独身なんですが何か?と思ったけれど もしかして社長から?という妄想に酔い フォークを突き刺そうとした瞬間「すみません、部屋違いでした」とフロントからの電話。
そんな面白くもないオチもついて、翌日も快晴。
ホテルが街から離れているせいか、バルコニーからの眺めは素晴らしく、森の海が広がっているかのようでした。是非もう一度訪れたいおすすめホテルです。(朝食のビュッフェも美味しかったな~~)
IMG_2099.JPG バルコニーからの景色。澄み切った空気が気持ちいい!

キャンディは行く度に良い思い出をくれますが、今回もまたリラックス出来た楽しい小旅行でした。


HOTEL THILANKA ホテル ティランカ
【住所】3, Sangamitta Mawatha, Kandy, Sri Lanka.
TEL: 081-223-2429 FAX: 081-222-5497 キャンディの人造湖の周辺道路付近です。

HOTEL TOPAZ ホテルトパーズ
【住所】Anniewatte, Kandy, Sri Lanka.
TEL: 081-222-4150 FAX: 081-223-2073 街から離れた丘のかなり上の方にあります。


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