YASMEEN ヤスミン 店長日誌YASMEEN ヤスミンの商品についてや、本社のあるスリランカでの仕事について書き綴っております。そのほか店長の自転車旅行記、インド映画などなど様々な話題について。

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スリランカ 住んでいる街で爆弾が
スリランカ時間で昨日28日の午後5時半ごろ、PCで仕事中に突然停電になり、部屋の中の小型バッテリーが作動し始めたためデータは無事でしたが、いつまでたっても電気が復旧しません。
今日は朝から仕上がった商品の検品と引き取りでとても疲れていたせいもあり少し横になって寝ることにしました。1時間くらいして暗くなったころまだ電気が来ていないのでずいぶん蒸し暑いなあなどと思っていた矢先、私の部屋の大家さんの奥様が表で名前を呼ぶので出てみたところ、暗い中でお顔がほとんど見えないのに、声と様子でなにか深刻な事態が起きたのを感じました。すると、
「さっき爆弾が爆発したから、部屋から出ないでね。必要なものがあったら言いなさい」
どこですか?遠いところですか?とびっくりして聞くと「違うわよ!ここの町よ!すぐそこの洋服屋の前!」と言って今日は絶対部屋から出ずに鍵を全部閉めていてねと念を押されました。
すぐには理解できず、しばらく立ちすくんでいました。周囲のどこを見渡しても明かりが見えません。知人が誰か巻き込まれたかもと思い、携帯電話を暗がりで探しました。

爆弾が炸裂したのは私の住むところから100mほど離れた、街で最も人通りがあり交通量の多いヌゲゴダジャンクションです。帰宅途中の会社員や学生や子供が毎日大勢います。情報が入り乱れているのですが、大家さんのお話では荷物に仕掛けられた時限爆弾だったらしく、ブティックの荷物預け場で爆発しました。私はそこで働くおばさんを知っているかもしれない・・・日本人は珍しいのでいつも通ると目で挨拶してくれる人がそこにいました。16人が亡くなったそうです。スリランカで長年問題になっているLTTE(タミル・イーラム解放のトラ)のテロ活動かどうかはわかりません。暗い中、電気が来ないので余計に不安が募り、知り合いに安否確認を取ろうにも携帯電話がまったく通じません。回線が混雑してるのだろうか・・

仕方なく手探りでネコにえさをあげているとき突然部屋が明るくなり電気が戻って少し安心していると、社長が突然家までやって来て「何で電話に出ないんだ!!」と怒られてしまいました。
電話が鳴ったことに気付きませんでしたし、ぐーぐー寝ていたんですというと、信じられんという顔。
連日の仕事で疲れてたんです・・・・
社長はコロンボの中心地区のワールドトレードセンターから車でここまで来てくれましたが、交通規制で車は全て迂回しなければならなくなってるらしく、確かに周囲が異様に静かで不気味です。

大変な騒ぎになっており、バティック作家のKHANTIさんがキャンディから社長に電話があったり、ニュースでは学校も休校にすると言っています。会社に行く人も少なくなるかもしれません。

社長が帰宅後、連絡があり、帰る途中でまた爆弾が見つかったので通行止めになり車を迂回して帰ったとのこと。
何やら連続爆弾テロの様相を呈してきました。無差別なのがとても怖い。

スリランカは普段暮らしてる分には平和で、特に危ないこともありませんでした。街の人々もすぐ気持ちを切り替えて逞しく日々の生活に戻るでしょう。国の事態がどうなっているのか、話す人の立場によって微妙に異なるので外国人の私にはまるでわかりません。
1億円近いマンションがどんどん建設され、高級ブティックやデリが次々開店しているコロンボでは、私も時々取り残された人たちのことを忘れそうになります。

フローラルシリーズのブーケについて何か書こうと思っていたのですが、花嫁さんのブーケの美しさと近所の爆弾事件がどうにも似つかわしくないので、またいずれ・・

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