スリランカ 輸出手続きほぼ完了 |
難儀でした。絶対スムーズにはいくまいと今までの経験から前もって身構えていたので
さほど驚くことはありませんでしたが。
スリランカに限らず国際間の仕事はトラブルが多く付きまとうのが宿命で、取引額が多ければ
多いほど事態も深刻になります。最も問題が面倒になるのは、国外からの荷物を日本側で受け取ったときに品物に問題が発覚したときでしょうか。
法的に契約なり信用間取引を事前にしておかなかった場合は、うやむやになったまま丸損をするということも十分考えられるので、事前の準備が不可欠です。
ともあれ今日問題になったのは、たかだか1kgのゴールデンティップスがサンプルとは違って
いたことが日本への発送2日前になってわかったことで、社長がルンビニにクレームの電話を
入れて「サンプルと違うのではサンプルの意味がない」の一言で決着し、すぐに返品・交換と
相成ったのでした。UPSで送る荷物とは別送になってしまいますが、トラブルもまた良い経験と思って楽しむくらいの余裕と体力が必要ですね。
どちらもこのところ使い果たしてしまいましたが・・・
私は日本人ですので、日本の会社との仕事が一番やりやすいのですが、スリランカ人の社長が
スリランカの会社と仕事するのがたやすいかというと全くそうでなく
「死にそうだ・・・」と時折つぶやいています。
彼は時間に細かく、キチキチと物事を段取りしながら進め、素早く行動する人なので、こういう人はこの国で相当ストレスがたまるだろうと私は内心思うのでした。
そういえばここ最近、さらに頭のてっぺんが危ういような。
木更津の配送センターまで商品が搬入され、それがお客様のもとに無事届くまで気が
抜けませんが少し先が開けてきたなという感じで、息をついています。
スリランカ側で協力していただいてるドライバー及びシステムエンジニアの皆さん、本当に
ご面倒ばかりお掛けしてしまい申し訳ない、そして心から有難うございます。
配送センターの木更津側も、もうすぐ荷物到着しますので頑張ってください。
みんな一生懸命働きましょう。
私も日本に帰りたいのですが、このまま原油高が進むとそのうち泳いで帰らなければならなくなりそうです。
写真撮影と梱包作業をしてくれているドライバーの皆さん。
手前は社長の姪っ子のタマディ、左がお父さんのインディカさん。
タマディいつの間にか前歯が無いですぞ。