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ちゃっかり居候しているうちのメス猫の彼氏です。
身重の彼女は、もう今にも産まれそうというお腹で ほとんど1日じゅう横たわっております。
遠近法のせいだけではなく、体の大きさがとても違うこのカップル。
最初見た時は 弱そうな男の子だなあと思ったものでしたが、彼女に対するいたわりや愛情を
見るにつけ、なかなか男気のあるかっこいい猫だと見直しました。
昨日から雌猫が、苦しげに唸ってそわそわして 棚の中やベッドの下をうろうろし出したので
「もうそろそろだな」と巣箱を用意。
広い段ボールを浅めに切って、もう着なくなったバティックのブラウスなどを敷き詰めて
出産に備えました。私も2度目なので、多少は落ち着いて準備できましたが やはり緊張いたします。

今日午後、3時をまわったころから彼女と一緒に抱き合うようにして2匹で毛づくろいを始めました。
お互いのおでこや足を舐めてあげていました。
やがて雌猫が高い声で唸って、ベッドの下にもぐったので「そこで産まないで」と そっと
抱いて段ボールの中へ。もう一度ベッドにもぐってしまいましたが、また箱に戻すと
ようやく横たわってくれました。もう破水のようなものが始まっています。
首がグラグラ揺れていて、苦しそうに鳴いていましたが やがてすぐに第1子誕生。
スリランカ時刻午後4:30ごろでした。
濡れた膜に覆われた黒い赤ちゃんが見えて、お母さん猫、一生懸命舐めはじめます。
すると1mくらい離れたところで出産に立ち会っていた彼氏が寄ってきて、赤ちゃんをのぞき込み
彼女の頭をちょっと舐めてからまた離れて行きました。母猫は警戒心が強いはずなのに
全く雄猫を警戒しません。

やがてすぐ、第2子誕生。お母さんが赤黒い胎盤を食べている間に2匹の赤ちゃんはもう
お母さんの体に這い上がっておっぱいを探していました。すごい生命力です。
3匹目が産まれて、これで終わったかなと思ったら、横たわってうなり始め第4子が産まれました。

今回お腹がずい分大きかった訳がわかりました。4匹も入っていたんじゃ重かったろうに。
4匹の赤ちゃんは無事に、すぐに活発に動き出して おっぱいを飲んでいるので私もひと安心。
彼氏も母子をのぞきこんでは、赤ちゃんを軽く舐めてあげていました。
「パパですよ~」ってやっているのかな。

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