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YASMEEN ヤスミン 店長日誌

YASMEEN ヤスミン 店長日誌YASMEEN ヤスミンの商品についてや、本社のあるスリランカでの仕事について書き綴っております。そのほか店長の自転車旅行記、インド映画などなど様々な話題について。

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YASMEEN ヤスミン 更新のご報告!
ヤスミンの本サイトオープンに合わせて登録した某ポータルサイトの影響でアクセス数が一気に増えて、皆ちょっと驚いています。
木更津・横浜のほうでも随分いろいろな方にご愛顧いただき本当にありがとうございます。ハーブティ各種が良く出ているようです。飲みやすく、毎日の健康づくりにも役立つのできっと気に入っていただけると思っています。

サイトへのご意見もいろいろな方から頂き、早速箇条書きにしてひとつずつ反映させているのですが、まずギフト用ラッピングは来週初めあたりから始めます。大きな商品にはまだ対応出来ませんが紅茶などは贈答用にという方が多いようですので、きれいにラッピングしてお送りしたいと思います。日曜にはHP上で確認出来る様になるかと思います。

カレースパイスに関する説明も、ホームページ上と紙ベースのレシピをご用意して分かりやすく説明することにいたしました。今後スリランカの主婦の皆さんにも協力いただき、スリランカのカレーをご紹介していきたいと思います。スパイスからカレーを作るというと知識がないと難しいと思われている方がずいぶんいらっしゃるのですが、日本の煮物感覚で、具と水とミックススパイスと鍋さえあればどうにか出来てしまうといった簡単なものなのです。ヤスミンのカレースパイスはレッドチリを含みませんので辛味はご自分で調整出来ますから、辛いのが苦手という方はレッドチリ(粉末)をほんの少し、辛いの大好きという方は いっぱいレッドチリを入れてお食べください。
ちなみにレッドチリは湿度の多いところに置くとカビが生えやすいので、たびたび使うという方でなければほんの少しの量を買われたほうが良いです。
料理に入れる際も容器から直接鍋の中に振りかけるのではなく、一旦小皿などに移してから鍋に投入したほうが、鍋から上がる湯気で容器の中のレッドチリが痛むのを防げます。

あとランプに関するご質問ですが、申し訳ないのですがランプは製造が大幅に遅れております。器具の規格の問題が生じ、型作りと安全確認試験等含めて、まだしばらくお時間をいただいてしまいます。安全性が何よりも大事ですので、ご理解いただけましたら幸いです。進行状況は随時お知らせいたしますので宜しくお願いいたします。
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シルバーティップス、ゴールデンティップスの美味しい淹れ方ですが、スリランカの水で淹れたシルバーティップスと同じ淹れ方で日本の水を使って抽出すると味が異なるはずなので日本側のスタッフのレポートを待ちたいと思います。
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中国茶の白茶と同じくシルバー&ゴールデンティップスは湯呑に直接茶葉を入れて蓋をして抽出してもよいので、ティーポットがなくても蓋付きの湯呑があれば大丈夫です。

それからDeeptea AkiのAki様、いつも本当にお世話になっております。ご指摘いただいたシルバーティップスの箇所、早速訂正しておきました。勉強不足で面目ありません。今後も是非いろいろなご意見をお願いします!(あとリンクの件もよろしくです!)
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「永遠の花」は残り100種類以上をできれば土日中にホームページに掲載します。
(Kさん、スンマセ~ン!)

今後も何かご意見がございましたら常にフィードバックさせて日々良くして行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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スリランカ ドドルおじさん出現
前回スリランカ甘味のドドルのことを書いたら、今日 見本市に行った社長が
「ドドルおじさんが又いたから写真撮ってきたよ」と言って土産のドドルと共に事務所に現れました。やった!ドドルが食べられる~!
しかしドドルおじさん、本当にしょっちゅうコロンボに来ているなあ・・片道6時間くらい
かかりそうな所に住んでいるのに。
「値段の違うものそれぞれ買ってきたから、値段隠して食べてみて当ててね」
って社長、クイズじゃないんですから・・・

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相変わらずドドルおじさんの笑顔が輝いています。この人の笑顔を見るとついお財布のヒモが緩むのですね。接客販売ってやはりスマイルが大事です。
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量売りで、大きなおもりを使って天秤で量ります。手前のドドルが一番安いもので、4段階に値段で別れていて、3番目まではあまり見た目では違いが分かりません。味は一番安いものが、良い意味であっさりしているけど色んな風味はない、でもクセがないので日本人には食べやすいかもしれません。2番目・3番目は、ドドル独特の松の実の様な風味とスパイシーな味がして、それが私は一番美味しくいただけました。そして最も値の張るものになると、表面がやや白っぽくなって硬く包丁で結構力を込めないと切れなくなり、ごつごつとした食感とナッツがたっぷりになりますが、意外に甘味が強いわけではないです。色々なものが入っているんだなというのが分かるのですが、ドドルのモチッとした歯触りがなくて、少し物足りない感じがしました。

お茶と合わせないと甘くてしんどく眩暈がしてきますが、合わせるお茶がまた難しいです。
シルバーティップスもゴールデンティップスも繊細な味なのでドドルにノックアウトされますし、紅茶も濃いめに入れてストレートで飲んでも何の味もしなくなるし。
ドドルに対抗できるのは日本の濃い緑茶かお抹茶のような気がしてます。

一番高いドドル。後ろはマイケル ジャクソンではありません。
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スリランカのスイーツ 「ドドル」
スリランカの有名なスイーツの一つに「ドドル」という黒っぽい、見た目 巨大な失敗してつぶれたココアのパウンドケーキのようなお菓子があります。食感はういろうでしょうか。コロンボの物産市で60cm四方くらいあるステンレスのトレーにドンと ひと塊り入っていた黒い物体をみて、あれは何ですかと社長に聞いたのが最初のドドルとの出会いでした。

ドドルと書くのかドゥドゥルと書くのか定かではありません。スリランカ以外では全くと言ってよいほど知られていない食べ物ですが、大変美味しいので大のお気に入りです。
スリランカ南西部の聖地カタラガマの名産品としても有名ですが、社長が言うには本来南スリランカ全域で作られていたお菓子だそうです。カタラガマのドドルが有名になったのは、スリランカ中から人が集まるので、巡礼者用のお土産が発展したためでしょう。

コロンボで毎週のように開催されている見本市では、時々国内の物産展のようなものもやっているのですが、そうしたイベントに必ずと言っていいほど同じドドル売りの男性がいて、社長と私で密かにドドルおじさんと呼んでいます。この人も南スリランカの人で、カタラガマから20kmほど離れた町からわざわざコロンボにやってきてはドドルを売っています。
中国包丁そっくりの刃物で大きいドドルをリズミカルに切り分けて、試食用にお皿に載せては、次々売れていくドドルを、とてもいい笑顔で売っています。この人のドドルには4種類のランクがあってそれぞれ価格が違い、一番安いものは黒に近い色でカシューナッツもあまり入っておらず、高くなる毎に白っぽくなり味も非常に濃厚で、中に入るナッツも多くなります。ここのドドルはとても美味しく癖になる味なので、食べやすい、上から2番目のものをいつも購入するのですが、1kgで300円くらいでした。
ドドルは日持ちがし、常温で一か月は大丈夫と言われています。

社長の叔母様はドドル作りの名人で、マータラのKAMBURUPITIYAカンブルピティヤに住んで、商売ではなくドドルを作っていたそうです。カンブルピティヤのドドルと言ったら土地の人はみんな知ってるくらい有名だよと社長は言います。彼は「ドドルおじさんのドドルも美味しいが、それは君がいいドドルを食べてないので あれが一番と思ってしまうだけだ。すごくおいしいドドルは甘いけど甘さが気持ち悪くならないし、もっと複雑な色んな味がして次々食べたくなる。そしてもっと硬い。大したことのないドドルは甘いだけの味しかない。そして柔らかいです」

一般的なドドルを作るには丸一日程度かかりますが、その素晴らしいドドルを作るには二倍以上の工程が必要で、材料費を考えるとおよそ1kg700ルピー以上はとらないと割に合わないそうです。スリランカの物価を考えるとだいぶ高いですし、なにより大変手間がかかり面倒なので今は作る人がどんどん減っているのだそうです。社長の叔母様ももう辞めたということでした。

ドドルは作ったのちすぐに食べるのではなく、本来Arriconut flowerアリカナの花を包む外皮にくるみ、寝かせます。そうすると香りが付き、味が更に良くなります。昔のスリランカの人はよくアリカナの花の皮にお米を包み、それから食べていたそうです。
日本でいう竹の筒や笹の葉と同じようなものでしょうか。
「アリカナで包んだご飯は、いい香りがしてすごく美味しいけど今はもう見ない。アリカナが少なくなったので、バナナの葉っぱでご飯を包むようになった。今はそれも無くなったので、ビニールになった」

昔ながらの良い食べ物がスリランカで ゆっくりと無くなりつつあるようです。
とりあえずドドルおじさんが見本市に来てくれる限り、濃厚なドドルがコロンボで食べられなくなってしまうことはないでしょう。

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YASMEEN ヤスミン オープン
やっとオープンにこぎつけました。
商品の4割ほどをUPできました。

デザイナーのKさん本当にありがとうございます。いつも遅くまですみません。
木更津の皆さん、有志で(?)協力していただいた皆さん
本当にありがとうございます。私は日本に足を向けて寝られません。
そのうち木更津応援記事も書きますので、宜しくお願いいたします。

社長も毎日お疲れ様でした。スリランカサイドで助けていただいてる多くの皆さん、SEのジャヤルワンさん 彼はもうすぐ日本に招かれて訪日します。沢山の人たちありがとうございます。

お店を任せていただくのは3店舗目ですが、前の2店舗は以前勤めていた会社が全てお膳立てしてくれたので、何も苦労はありませんでしたが、今回は立ち上げから係わり、大きな充実感と大変さを味わいました。
おどのような業種も起業は容易ではありませんが、仕事に対する愛情と熱意とお客様に対するサービス精神は全ての商業に共通する重要なことだと思いますので、今後もますます気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

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オープンしてから来年1月末日まではオープンギフトとしてセイロンティーを用意しており
ます。香りがしっかりしているのでミルクティー向きかなと思いました。お好みで試してみてください!
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ハーブティを今回5種類入荷いたしました。ケミカルなものを使用していないので、フレーバーの
薬臭さがなく、ハーブティメーカーの中でも大変きちんとした製法で作られているところです。
画像は「アシュワガンダ」の含まれたナチュラルヴァジカティー。アシュワガンダはインド人参とも呼ばれ、インド/スリランカではアーユルヴェーダのハーブとして知られています。
男性機能を向上させる働きが注目されており、さらに抗ストレス作用があります。精神疲労の
際に良い飲み物です。疲れたなとおもったらお試しください。
私はこのハーブティを種類を変えて日替わりで飲んでいますが、のど越しの良さとおなかに
落ちる時のすっきり感がとても気にいっています。
ハーブをあまり多く入れると漢方薬のような香りになって なかなか飲みにくいのですが、ちょうど良いくらいの量になっているのでハーブが苦手という方も大丈夫。
ただし「メモリーブースター」という種類だけはゴトゥコラという野菜が主成分ですので、ハーブの香りが強く感じられます。ゴトゥコラは記憶力を高める野菜としての臨床結果がでています。
いずれも お湯はティーカップ1杯半くらいがちょうど良いですよ。

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スリランカ 少年オミドゥ
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私がスリランカへ来る際に、仕事用のビザや荷物の通関で大変な御世話になった方でスリランカに住むロクさんという方がいます。スリランカではしばしば手続きの面で不備がなくともスムーズにいかないことがあり、ロクさんのような多方面に顔の利く人の協力があるかないかで、かかる時間と費用が違ってきます。

こちらでの生活が少し落ち着いたころ、社長とともにロクさんのご自宅にお礼に行ったときのことですが、車でも大変遠く細い道や農道のようなところへ入っていき、迷いながらやっと到着という場所でした。
ロクさんに限らずスリランカの人は、片道2時間以上もかかるところから毎日コロンボまで通勤しているのでその体力と気力には到底かなわんといった感じです。

道に迷ったので着いたのはあたりが暗くなってからでしたが、ロクさんと奥様、子供たちがとても歓待して下さいました。気持ちの良いリビングでミルクティーをいただいたり、裏庭でロクさんが採ったばかりのキングココナッツをいただきました。私はこのキングココナッツが大好きで、東南アジア周遊の際はほとんど毎日路上で売られてるこの実のジュースと、割って中の白い脂質のところを味わっていましたが、この部分はとてもハイカロリーでダイジェストしにくく、夢中で食べているとロクさんの奥様に「消化しにくいのであんまり食べては駄目よ」と諭されてしまいました。
スリランカではココナッツはタンビリという名称で親しまれています。

ロクさんには長男とその下に二人の小さいお嬢さんがいて、女の子二人は私を見て笑ったりはしゃいだり家の中を走り回ったり踊ったり、とっても活発でしたが、対照的に一番上の男の子のオミドゥは大変静かで 私と目が合い、私が微笑みかけてやっとかすかに微笑み返すという子でした。細身のきれいな顔立ちでナイーヴそうな印象の男の子です。しつけのきちんとしたおうちでは、家にお客さんが来ると親と一緒に子供もお菓子を出したりお手伝いをして小さなころから客人のもてなし方を学ぶのですが、ロクさんのご家庭も、小さな女の子がビスケットを運んだりお母さんを助け、オミドゥはお父さんの横にちゃんと座って、私たちの話を聞いていました。

オミドゥは社長に どんなスポーツを学校でしていますかと聞かれるまで一言も話さず、なんだか心ここにあらずという印象だったので、日本と違ってこうした内に籠る感じの子はここではちょっと珍しかったので 歓談中、さりげなくずっと彼を気にしていました。

会話も終わりにさしかかるあたりで、私たちの座る後ろの壁にかかってあった、小さい1枚の絵の話になりました。
ロクさんは それはオミドゥが初めて描いて賞をもらったものなんだと言い、その20cm四方のアクリルにはまった燃えるような色彩の美しい絵を壁から外して見せてくれました。それはオリジナルではなく記念にどこかで加工されたものでしたが、賞をとったその絵の載ってる本を見せてもらうと(確か日本が主催したコンテストで)世界中から参加者がいて驚きました。

稲穂の収穫の様子を生命力と愛情に満ちたタッチで描いていて、鎌をもって働く女性たちの表情が喜びにあふれていて美しく、後ろにいる牛もとてもかわいく、オミドゥの優しい目が感じ取った世界に感動して 私はオミドゥに心から賛辞を言うと、彼の表情が輝いて嬉しそうな笑顔が顔いっぱいに広がりました。
それは大きな変化でした。

ロクさんは、もうオミドゥは絵を描いていない、その絵が最初で最後ですと言いました。その言葉を聞いたとき私は残念に感じましたが 特にオミドゥの表情からは何も読み取ることは出来なかったです。

帰り道も彼のことが頭から離れず、社長に、スリランカで絵を描いたり芸術を学ぶのは難しいのかと聞くと、ここはそれどころじゃないからね、ときっぱり言われました。

子供のうちから勉強して将来にそなえないと周りに取り残されてしまうから、学校に入ったらあまり遊んでいられないのかもしれません。学歴社会のこの国は、少しでも良い条件の生活を目指すならば必死に勉強してレベルの高い大学に入るか、自分でビジネスを起こして成功するか、いずれにせよ よほど恵まれた環境にいる子供でない限り趣味にいそしむ暇はないようでした。

それからずいぶん月日がたって、つい最近マータラへフローラルシリーズの工場見学に行く際に別件でロクさんも同行し、ポルヘーナのホテルのロビーで、二人でお話が出来たので、ご家族はお元気ですか?オミドゥはどうしてますか?と尋ねたところ家族は皆元気で、オミドゥは今、自分で物語を書いている、そしてタブラを叩いていますとロクさんはどこか面映ゆい表情で話してくれました。独学で先生につかずギターも弾いているのだと。私が「すごい、彼は天才かもしれないですね」というとロクさんは嬉しそうに「私も妻もそういう特技はないのだが」と言って「でも彼はとても静かな少年です」と何度も静かな子だ、と繰り返しました。

創造力がきらきら輝き出したオミドゥ。
栴檀の双葉の頃の香りを嗅いでいるのかもしれません。

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