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YASMEEN ヤスミン 店長日誌

YASMEEN ヤスミン 店長日誌YASMEEN ヤスミンの商品についてや、本社のあるスリランカでの仕事について書き綴っております。そのほか店長の自転車旅行記、インド映画などなど様々な話題について。

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YASMEEN 『Eternal Flowers 永遠の花』文字入れ
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『Eternal Flowers永遠の花』の日本語での文字入れサービスの企画が進行中です。

スリランカで既に英語で行われているサービスですが、日本語書体は初めてとなります。
考えられる文字化けを防ぐため、一旦アドビのIllustratorで作成した後に、校正後、BMPあるいはJPEGに変換してフィルムを制作することにしました。試作品が昨日出来上がり、その仕上がりの良さにみんな満足しています。
隷書体などは やや細かったので、文字にボールドをかけるとちょうど良くなるようです。これからフォーム作りに大忙し。
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年間を通して温暖なスリランカは温帯の花の宝庫で、様々な種類のランが多いことでも有名です。古都キャンディのすぐ近くのペーラデニヤ植物園では温室で固有種のランが沢山育てられています。
写真にある印象的な紫色の花は洋ランの一種のバンダ。一部にはデンドロビュームも使われています。

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YASMEEN 『Eternal Flowers 永遠の花』
IMG_7484.jpg『Eternal flowers永遠の花』とはスリランカの中央高地に位置する、紅茶の名産地として知られる「ヌワラ・エリヤ」で摘まれた草花を、科学的な着色なしに10か月間かけて防腐処理を施してから1枚1枚の花弁を組み合わせて描かれた壁飾りです。
押し花のようにNostalgicであり、優美なものであります。

やわらかい灯りに浮かびあがる美しさと形容しがたいムードは、また格別なものがあります。
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『Eternal flowers永遠の花』は花の退色を防ぐため、直射日光には当てないようにとうたっているにも関わらず、創業者のHiranさんのご自宅に飾ってあった、60cm四方の 対になった『Eternal flowers永遠の花』はさんさんとした太陽の当たるリビングに置かれていました。
当然のことながら長い月日、日光に当たった対の飾りのなかの花々は、色が抜けて押し花のような色合いになり、草花本来のもつ繊維質の部分が露になっていました。ファイバーに閉じ込められているので草花が乾燥してしまうことはないのですが、しっとりとした質感を保ちながら色の抜けた花を見るのは初めてで、不思議な美しさがあったのをよく覚えています。

Hiranさんは、まるで構わず、美しく色の抜けた飾りをそのままにしていました。

押し花は生花の代用品ではなく、過去へ記憶を促します。
その人がある香りで過去に戻れるように、美しかった花が咲いていた頃を思い追憶に浸ることができるのです。
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インド 「肉」の思い出
ムスリムは豚を、ヒンドゥーは牛を食べることを良しとしませんが、コロンボのスーパーマーケットでは普通に牛肉が売られています。たぶん食用に飼育された牛でなく、その辺をうろうろしている牛が年をとったか何かで殺されてスライスされたのでしょう。道端で清潔とは言えない状態でいる牛たちを見ると、スリランカでビーフを食べる気はしなくなりますし、やはりヒンドゥーの人にどう思われるか気になって、食べることには抵抗感が拭えません。

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ピュアベジタリアンの多いインドに比べ、不殺生の仏教徒の多いスリランカは意外にも「ノン・ベジ」とか「ベジ」という分け方をされたレストランをまだ見たことがありません。インド系のレストランは別として一般的なスリランカ料理を出す店は肉も魚も置いてあり、肉を食べる人もベジタリアンも、同じスペースで食事をしています。

数年前インドを自転車で半年間旅行していたときですが、コルカタから東海岸側を最南端のコモリン岬へ向かって毎日毎日南下していくにつれて、だんだんと肉を出す店、出すホテルが少なくなり、看板にも大きく「VEGETARIAN RESTAURANT」と書かれていて肉断ちの日々が何日も続くという生活でした。インド旅行中は、道中はもちろん大きな街以外はまともなトイレを見つけるのは困難で、お昼に催すのを防ぐために朝夜1日2食にしていましたが、毎日暑い中、えっちらおっちらペダルを漕いで80kmから多い日で100km以上進むのですからだんだん顔が細くなり、スタミナも無くなっていきました。その上、肉もなかなか食べられないときたので、タミール・ナドゥ州のある街で(スリランカに日記を持ってきていないので町の名前不明です)ホテルのロビーでサインをしている最中に急に天地が分からなくなり、風呂上がりの立ちくらみの強力版が襲ってきて、パッと真っ暗になりました。
目を開けた時には上から大勢のインドの人が私の顔を覗き込んで何か言っており、どうも気を失って倒れたらしいということだけは分かって、ゆっくり立ち上がって周囲の親切な人たちに抱えられてソファに座らされると、男の人がボクサーを励ますセコンドのように私の顔に水しぶきをパパッとかけて、回復させようとしてくれました。再度立ち上がってサインしたときに又倒れてしまい「もう君は何もしないでいい」と言って部屋まで抱えられ病人のように至れり尽くせりされ、あとから「宿泊客の方からです」と言ってルームサービスがサンドイッチを届けてくれて、有難いやら恥ずかしいやら。インドで赤っ恥をかいたのですが、向こうも自転車でやってきた外国人がいきなりロビーで倒れたらうろたえたでしょう。倒れて起き上がると、君はインドのどこから走ってきた?と誰かに聞かれてコルカタからですと朦朧として答えると、何人かが無言で首を振りましたが、あれはどういう意味だったのだ・・・

その件以後、大きめの街では数日間滞在することにし、その間に「食い貯め」をするようになったのですが肉を食べさせるレストランを見つけるのは容易ではなく「チキンカリーあります?」と聞きながら何件もまわるという感じでした。

インドで食べられる肉と言えばチキンかマトン(羊肉)がほとんどで、当然ビーフは見かけず観光客の多い土地でない限りレストランのメニューに「BEEF」の文字は見られませんでしたが、南部の、一時期フランス領だったポンディシェリーの街で一回だけBEEFと大きく書かれた牛の絵の看板を掲げた肉屋を発見し衝撃を受けた覚えがあります。インドでこれはアリなのだろうか、放火されたりしないのか?とこちらがいらぬ心配をしたのですが、ポンディシェリーという街自体「ここは本当にインド?」と思うような西洋的ムードの異色な街で、観光客もいっぱいだから容認されているのでしょう。結局堂々と牛肉を売る店をインドで見たのはそのとき一度きりでした。

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スリランカのクリスチャン
もうすぐクリスマスです。
スリランカでもスーパーマーケットやデパート、様々なお店のディスプレイにクリスマスの飾りつけやイルミネーションを見かけます。と言っても仏教徒の多いこの国ではイマイチ盛り上がってない気がするのは私だけでしょうか・・うだるように暑いときに厚着のサンタさんを見ると、暑苦しいなどと思ってしまいます。
クリスマスはイエスの生まれた日とされる、キリスト教の大事な日です。スリランカにも大変多くのクリスチャンがおり、「地球の歩き方」によれば2003年の国勢調査で全人口の11.3%がキリスト教徒とのこと。この国勢調査なるものがどこまで信頼に足るものかは別として、印象としては決して少なくはないようです。
私の部屋の大家さん御一家もクリスチャンで、私の部屋入り口の壁とドアには十字架とイエスの寄木細工が飾られています。07-12-23_15-15.jpg
慣習や宗教の違う国で生活していくには、相手方の国のタブーやマナーを解っておかなければと思い、渡航前にずいぶんと色々な本を読んで勉強したりスリランカの人に聞いたりして準備したつもりですが、いざ滞在してみると本には書いてない もっとセンシティブな事柄が多く、実地で学びながらも、いつも宗教的な事柄に触れる時は緊張してしまいます。

滞在してから間もない頃、大家さんの奥様が部屋に見えて、遠慮がちに微笑まれて「あなたは肉を食べますか?」と尋ねられたのでドキっとし『正解の答えは何ぞや!?』と頭の中で必死に考えてから「牛と豚は食べません、チキンをちょっと食べます」と答えたのでした。印象が悪くならないよう、必死になってしまったのですが後で思うと何のことはなく、奥様は時々私に食事の差し入れなどしてくださるので、食べ物の好みを聞いただけなのでした。お互いのことを知る挨拶程度に奥様は「私は牛肉は食べないのよ」と言われましたが、その言葉にどんな意味が込められているんだろうとずいぶん後まで考えてしまったのですが、これも、こちらが時々おすそ分けする際に、食べられないものを頂かないようにとの配慮だったようです。ちなみに私はどんな肉でも好き嫌いなく食べます。

近しい人同士以外の会話で、宗教の話が出ることはまずありません。マナー違反ですし、ましてや仕事上のお付き合いの会話の中でこうした話題に触れることはあり得ません。
ヤスミンの取引業者さんのオーナーの方にはクリスチャンが多数おり、もちろんこちらから伺ったわけではありませんがオフィスに供えられたマリア像を拝見し『この人もクリスチャンだ』と心の中でこっそりつぶやくのでした。
スリランカの社会の上流層にはクリスチャンの占める割合が多いと何かの本で読んだことがありましたがこうして、富裕なオーナーの方々の多くがクリスチャンですと本に書いてあったことも的を得ているなと感じます。

大家さんはJICA(国際協力機構)から派遣された日本人ボランティアのホストで、お家には二十歳前半のガッツのある日本の女の子がよく入れ替わりでやってきますし、私の部屋のすぐ裏手にはやはりJICAの女の子が下宿しています(何故かボランティアには女性の率が高い?)彼女たちの話は、私のほんの狭い仕事上の経験で見るスリランカとは大きく違い、困っている人たちや津波被害の場所、様々な方面に体ごと飛びこんで現地の人々と関わっているので、この国のあまり露わにならない面を目の当たりにしているようです。
先日JICAの女の子に寄付金の話を聞き、仏教徒の人たちとキリスト教の人たちで集まる額が大きく違うことや、それぞれのコミュニティのイベントでもお金のかけ方が違うのはどうしてだろう?という話でした。データも何もないのでわかりませんが、支援母体の財力が大きく異なるのかも知れません。

クリスマスも近いので昨日大家さんにパウンドケーキをお裾分けしたのですが、奥様が喜んでくださって、お礼の言葉と同時に何か言おうとした瞬間「あなたはブッディストよね?」と言って、言おうとした言葉を飲み込んで、日本式の腰を折るお辞儀とthank youと英語で言ってくださいましたが、何を言おうとしたんだろう?と今だにすごく気になっています(メリー・クリスマスか??)

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スリランカ LUMBINI工場 ムービー
今日はインドからメールをいただいたり、なにかと忙しい中でも嬉しいことの多い日でした。
そして、スリランカ南部のマータラ地区にあるLUMBINI TEA FACTORYから工場を撮影した
オフィシャル映像が届きました(英語版)。

紅茶の製造工程の様子を撮影したもので、珍しいので許可をいただいてヤスミンのショップサイトに設置いたしました。

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バナーの場所はヤスミンのホームページから「紅茶/食品」→「シルバー&ゴールデンティップス」の中に置いてあります。ネット環境によってはダウンロードに少しお時間かかるかもしれません。(回線が込み合うと途中で止まっちゃうこともあるかも)

LUMBINIとは別件で社長は今日、紅茶のティーバッグやパッキングの工場に行ってきました。国内最大級の紅茶パッキング専門工場であり、スリランカだけでなくインドのダージリンなどの銘柄もここでパッキングされています。撮影は禁止だったようで残念ですが、端まで見えないほどのものすごく巨大な工場だったようで社長も感嘆していました。24時間フル稼働で、イギリスやフランス、ドイツ、世界中に紅茶を送りだしています。

紅茶産業が巨大ビジネスであることを改めて感じさせられます。

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