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YASMEEN ヤスミン 店長日誌

YASMEEN ヤスミン 店長日誌YASMEEN ヤスミンの商品についてや、本社のあるスリランカでの仕事について書き綴っております。そのほか店長の自転車旅行記、インド映画などなど様々な話題について。

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閑話休題 スリランカ ハトゥンの結婚式
社長の古巣のColombo Universityの同窓生の結婚式に御呼ばれです。
実は私は当日会場に行くまで誰と誰が結婚するのかも知らされていませんでした。
知らない人が来ててもウェルカムなんですね。
panjyab.jpgladies.jpg
パンジャビスーツが可愛くて素敵。女性陣は全員サリーかと思ったのですが違いました。
私はベトナムのアオザイを着て行きました。サリーを着たかったのですが着方が難しいので
今回は断念。

会場に行くと、親族が全員でゲストをお出迎え。一体何人のゲストが来てるのかわからないほどすごい人数でしたが、スリランカ的には2~300人は普通のようです。

あっという間に食事タイム。全然新郎新婦のお顔を見てないまま、食事をいただいてます。
食べ放題なので嬉しいです。
launch.jpg気合の入った目つきのシェフ。

やっと新郎新婦さんにお会いできました。二人ともちょこっとお疲れかな?
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dessert.jpgpeople.jpg
蜜にアリンコが群がるかのごとく。私もそのひとり・・

デザートもしっかりいただき(スリランカのプリンは濃厚で激ウマ!)、会場を後にしました。こんなに気を使わない結婚式は初めて。
おしゃれして、食べに来たという感じでした。
こういう結婚式ならしょっちゅう御呼ばれされたいです。。
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スリランカ 紅茶の名産地 Hattonハトゥンへ
hattonmap.jpghattonmap2.jpgTravelPost.comより
2007年の終わり、YASMEENの社長とそのご友人のマイクさんを旅の道連れにコロンボからスリランカの中央山脈の南西部の街 Hattonハトゥンに向かいました。
標高の高い涼しいハトゥンで工場直販の紅茶を飲みながらの旅、と楽しみでした。

コロンボから車で約4時間、国道A7の峠道をくねくねと 風光明媚な渓谷を眺めながら
進むと ライフジャケットを着込んだ白人ツーリストがちらほら。このあたりからゴムボートの川下り遊びが出来るようです。
坂の斜面一帯に紅茶の木が広がり始め、空気から重い湿気が消え始めます。

途中、Ginigathenaという町から横道の細い道路にそれて、スリランカ政府の機関であるITI(Industrial Technology Institute)が指定した製法で造るkithul Honeyキトゥル・ハニーの村へ行ってみました。今回この村へ行くのが目的ではなく、ハトゥンの北のKotmale コトゥマーレの山奥にキトゥル・ハニーの村があるのですが、折角なのでここにも寄ってみようということになりました。が、人に聞きながら小1時間、結局このあたりでは今作っていないとのこと。道を戻って再びハトゥンへ向かいます。

ちょうど茶摘みを行っていた。
cyabatake.jpgLake.jpg
美しいCastlereagh Lakeを右手に観ながら、最初に立ち寄ったWanarajah tea centerワナラジャ ティーセンターで工場直販の紅茶をひとつ社長が購入。等級は一番細かいダスト。ほかにもシルバーティップスやゴールデンティップスも販売していました。

teacenter.jpgteafactory.jpg
紅茶の工場はだいたいみな白い大きな体育館みたいな外観。

ティーセンターはすぐ隣が紅茶工場で辺りに何とも言えないいい香りが充満しています
これはシルバーティップスの葉の香り?
紅茶工場はシルバーティップスの香りがするとは目からウロコです。この香りだけでとても幸せな気分になりました。
ここの工場はBogawantalawaボガワンタラワという大きな紅茶会社の所有で、その名は紅茶の銘柄でもあります。
bogawantalawa.jpgMikesan.jpg社長のご友人、マイクさん。大変エレガントな紳士。

先へ進み、やっとHattonハトゥンへ。
この街はタミル系スリランカ人(南インドのタミール・ナドゥから移住した人々の子孫)が多く住む街です。現在もインドからやってくるタミル人を合わせると、シンハラ人の数を遙かに上回ります。スリランカの紅茶産業はタミルの人々を抜きにしては語れないので当然といえば当然です。カラフルなヒンドゥー寺院に沢山の人が集まっていました。
この街で結婚式に出るために私たちは1日滞在します。

標高が高いせいか空気が澄んでいて空の青がとても綺麗。そして一面グリーンの茶畑。hatton.jpgゲストハウスからの眺め。斜面も全部茶畑。

夜は大変冷えて、気温は不明でしたが長袖のフリースだけでは寒すぎて2枚重ねで過ごし、夜は毛布を3枚かけて眠りました。
この寒暖の差が茶葉を育てるにはいいのかもしれませんね。

YASMEENの紅茶はロウグロウン(低地産)のデニヤーヤとハイグロウン(高地産)のハトゥンのものです。ハトゥンはハイグロウンとミディアムグロウンのちょうど境目あたりの標高に位置していて、飲みやすく香り高い紅茶を産出しています。ミルクティー向きだと思うのですが渋みが少ないのでストレートでも すっきりした喉越しで飲めます。
ハトゥンは有名な「Dimbulaディンブラ」産地の内に位置しています。しかしスリランカの人は、ハトゥンはハトゥンで、ディンブラと呼ばないので表記に悩むところです。

景色も空気も良い土地で飲む、地元で採れたミルクティーは格別です。
砂糖を入れすぎず、茶葉の濃厚な香りを楽しむと心身ともにリラックスできました。
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YASMEEN ヤスミン 新年のごあいさつ
2008nenga2.jpg

あけましておめでとうございます!
今回の旅で紅茶の茶摘み風景取材&幻の美味「純度100%キトゥル・ハニー」の採取と製造をしっかりしてきちゃいました!(採取してくれたのは年賀画像のおじさんですが。。)
キトゥル・ハニーの製造手伝いまでして、かつてないほどアメージングな年末になりました。
なんだかすごいところまで行ってきましたが近日中にご紹介いたします。

YASMEENヤスミンでは新春セール開始です!!
元旦のみお電話受付お休みしますが、2日から平常通りとなりますので、どしどしサイトにアクセスお願いいたします!!

では本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

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YASMEEN ヤスミン 年末年始のお知らせ
今日29日から2日までヤスミンのほう、正月休みをいただきます。ハトゥンとその途中まで仕入れに行って参ります~(全然お休みじゃない。。。)
ITIの保証付き、純度100%のキトゥル・ハニーがそのうちお目見えいたします。
うーん試食が楽しみです!濃厚な糖みつをパンにつけて食べると美味しいんですよー。

長距離をまたまた車で移動ですが、グロッキーにならないようにいっぱい食べて気合入れなくちゃ。

では来年もまた、ヤスミンともども どうぞよろしくお願い申し上げます!
これを読んでいただいてる全ての皆様も 良いお年をお迎えくださいませ。

店長 okabe

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スリランカバティックいろいろ
バティックフレーム.jpg
Batikバティックの額縁サービスを本格的に開始しました。フォームから額の見本が見れませんでしたがようやく準備が整いましたので、どうぞよろしくお願いします。美しい額縁をお値打ち価格でご提供できそうです。
これを機にスリランカバティックをもっと色々な方に観ていただきたいと願っています。

Batikバティックとは「ろうけつ染め」のことを指します。布を染料で染める際に、色をのせたくない部分に熱で溶かしたロウ(wax)を塗り、水に溶かした染料で染め定着させ、乾かしたらロウを落として、また同じことを色ごとに繰り返します。
↓これがロウ(ワックス)堅い板状になっている。
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その技法は日本を含めてアジアのほぼ全域、アフリカ大陸や各国に存在します。科学的でない天然の染料を使うところもあり、使用する材料も様々。
スリランカにおいてその歴史は意外にまだ浅く、半世紀ほどしかたっていません。

IMG_4130.JPGIMG_4103.JPG
スリランカバティックで使用される主な染料はナフトール染料で、赤の発色が非常に良く洗濯堅牢度が丈夫で色落ちしないという特徴があります。その他、「直接染料」や「硫化染料」が用いられることがありますが、青とピンクは主に直接染料が使われているので、この染料の特性から色の鮮明さに劣り、耐光性、洗濯堅牢度が低いなどという特徴があります。青色の染め物を洗って、激しく色落ちした経験を持つ方も多いでしょうが、それは直接染料の特性のためです。最近は国内の消費者の目も高く、色落ちする染料を避ける作家やメーカーが増えているようです。染料の製造元は海外で、主にインド、韓国、日本製がポピュラーですが、品質とコストのバランスが良いとされているのが韓国製の染料で、バティックだけでなく、ハンドペイントメーカーにも支持されています。色によって製造メーカーを使い分けているところも少なくありません。
画像 603.jpg
ヤスミンに置くバティックを描いていただいている作家のKHANTIさんは青を余り使いたがらず、赤は赤系の色調の絵、青系の色調の絵とはっきり分かれていたので「青や赤を一緒に使って様々な色合いの絵にしてください」とお願いしたところ、赤と青を一緒に接近させて使うと変な色になるので考え直してくれないか、と言われました。「直接染料」の青が滲んで赤の部分に侵食するのを嫌ったのですが、色が接近しないように何点か描いていただいています。

スリランカバティックは玉石混合でどっちかといえば「石」のほうがはるかに多く、色々な所に行って100枚見た中にときめくものが1枚でもあればめっけものという感じです。
バティックはハンドメイドですから、都度仕上がりが違うのが当然ですが腕の良いKHANTIさんにしても
「この前のは良かったけど同じデザインで今度のは・・・」というのがたまにあるので
当然1枚1枚調べて購入します。仕入れる割合は全作品の1割くらいです。10枚に1枚ですのでかなりの大豊作なのです。

KHANTIさんはフィリピンにワークショップに出かけて教えたり、大手政府系の店に卸したりしていますが ご家族のバックアップがあるといえ、個人で始めてここまでになるのは凄いことです。初めて偶然お会いした時、小柄で寡黙な人だという印象を受けましたが、その背後にある作品は輝いていて見事だったのは今もよく覚えています。
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制作現場1.jpgバティック作家 KHANTIさん
彼女はデザインを余所から購入して、染めは自分だけでやっていますが、奇をてらわずリアルな人体表現や点描を得意としている人です。ヤスミンにある「LOVERS」や「王子と妃」などは、スリランカではなかなか見ない色気のある題材ですが、なんだかKHANTIさんの筆が滑らかで活き活きした印象があり素敵です。仲睦まじい男女は夫婦であることが望ましいスリランカにおいて、わざわざ「LOVERS(愛人)」と名付けた心意気を買ってしまいます。まさか象さんばかり描くのに飽きたわけではないでしょうけど、背筋のびしっと通った毅然とした主婦の彼女が ご自分の家の軒下でこういうものを描いているというのは、ちょっと楽しい。
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