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YASMEEN ヤスミン 店長日誌

YASMEEN ヤスミン 店長日誌YASMEEN ヤスミンの商品についてや、本社のあるスリランカでの仕事について書き綴っております。そのほか店長の自転車旅行記、インド映画などなど様々な話題について。

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スリランカ バティック 出来上がり
昨日のスリランカ時間の昼ごろ、キャンディに住むバティック作家の
KANTHIさんから発注しておいたバティックの3分の1が届きました。
発注から約1か月です。

郵便ではなく、KANTHIさんの御主人がわざわざキャンディからコロンボまで
持ってきてくれたので、社長が勤務してるワールドトレードセンターで彼が直に
受け取りました。コロンボ―キャンディというと大体、東京―沼津くらいかしら?
正確ではないですが・・車で最短4時間、電車で最短3時間の道程です。

御主人がおっしゃるに、KANTHIさんが「見たら電話してほしい」と。
仕上がりを私たちがどうみるかとても気になるようです。
私も手元に届くまで内心どきどきで・・・・
社長が使いの人に頼んで私のいる事務所までバティックを届けてくれたので
早速品物を広げてみました。

お願いしたものを見るのは緊張します。期待が大きい分、色々考えてしまいますから。
今回、大小様々なものをお願いしたのですが、大きなものが特に見事な出来栄えでした。
初めて彼女の作品を見たとき、仕事が丁寧でセンスがいいと感じたのは気のせいでは
なかった。大変嬉しいです。

ここ数週間、本当に彼女はいい仕事をしてくれるだろうか?とか、きっと大丈夫だとか
揺れ動いていたので、品物を見て一気に安堵して指先でバティックを撫でていると
小さい孔雀の作品1点だけに、明らかに布に汚れ?というか黒っぽいシミが付着して
いたので、うーん これは返品せねば。。。
社長から電話があり、出来はどうだった?俺は忙しくてまだ見てないから君がちゃんと
チェックしてよ、と。汚れのことを説明して、これは返品してくださいと言うと
KANTHIさんに連絡するからと言って、また夜にでも打ち合わせしようと電話を切りました。


蒸し暑い夜、事務所で社長といわしカレーとパラタの食事をとりながら話を聞いて
えっ、て思わず固まりました。
どうもKANTHIさんに「出来たものでいろいろ気に食わないところがある」と伝えた
らしいんです。
「彼女、かなりがっかりしてたよ」
どうしてそういう伝え方をするのですかー!?
「出来は良かったですよ?汚れてるのがひとつあったのでそれだけ問題でした」
「そうか、なら電話しよう」と行動の早い社長、キャンディに電話。
番号をぽちぽち押しながら、先月携帯の請求が6000ルピーもきたよとこぼしている。
私はKANTHIさんが気になるので ぼやきは完全スルーです。

社長がシンハラ語で彼女と汚れの件などについて話してる間、私が横で
「彼女にいい出来だったと伝えてくださいね!言ってね!」と小声で訴えても
聞いてるのか聞いてないのか、せっかちそうに早口でしゃべる社長のシンハラ語が
全くわからないまま通話が終わり、心配で彼の顔を伺うと笑って、
「ちゃんと何度も言ったよ。彼女『ありがとうって伝えてください』って電話の
向こうで笑っちゃってたんだよ。相当嬉しかったみたい」

その夜は、また少し前進したねと社長と瓶ビール3本空けてお疲れ様。
殊更に美味しいビールになりました。

下は今回お願いしたバティックの下書きにあたるもの。
仕上がったものはまた後ほどに・・・

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スリランカ ハンドペイントアイテム
ヤスミンでお取り扱いの品々の中で、クッションカバーなど含めたハンドペイントインテリアの割合は高くなりそうです。

それだけ興味のある良いものが多いのですが、契約している制作サイドの
技と品質の高さに、私たちも信頼を置いているという理由が大でした。

カナダやドイツにも輸出されていて、クオリティチェックに専業部門を
置いているスリランカ国内でもトップレベルのハンドペイントメーカーです。

社長、制作現場含めてすべて女性のこの会社は、都会の中にありながら
美しい木立の多い場所にアトリエを構え、若い女性たちがゆっくりとした時間の
中で絵を描いています。
仕事場もスタッフの表情も明るく、ほっとさせられる職場です。

最も技術の要するデザインには、1枚に1人のスタッフが数日かかりきりになるため
在庫切れの場合はだいぶお待ちいただくかもしれませんが、そのあたりどうか
気長にお待ちくださいませ。
きっとお待ちになる価値がございますので・・・

「日本独自のデザインも持ってきてね」
とパワフルな女性社長はおっしゃりますので、ヤスミンオリジナルのデザインも
作れたら楽しいなと思っています。

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スリランカ 天才発見 その2
前々回に載せた顔の木彫りを彫った人は、ゴール付近に住む著名な彫刻家です。

彫ったものの顔に、彫刻家の魂が宿るのか、表情が神妙で気品があり何度見ても
心が引き締まります。なかなかこういう顔を彫れる人は少ないです。

彫刻家その人も、愛想笑いもせず静かな自信に溢れており、目と顔の全面に集中力が
みなぎっていました。

やがて、彼の紹介で若い男性がやってきて自分の作品も見てほしいと言ってきました。
最初は先の彫刻家の息子かと思ったくらい若くて、おしゃれなサングラスに光沢のある黒の
シャツを着て、とても彫刻家に見えなかったので、彼の彫ったものを見たときはハッとしました。

細部の仕上げ、全体のスケールといい見事というほかなく、キャラニヤの寺院の壁画を
モチーフにしたものは、その仕上げの美しさで先の年上の彫刻家を凌いでいます。

彼は5歳から彫刻を始め、20歳でスリランカでナンバー1になり、30歳になった今、
非常に高いギャラを取る芸術家になっているそうです。格好といいどこかあどけない
笑顔といい、私は「モーツァルト発見!!!」
かと興奮したのですが(さしずめ先のの彫刻家はパパ・ハイドン?)
作品を見ているうちに、何か作品に集中出来なくてそわそわしてきました。

彼の彫像には深いものが感じられないように思えたのです。
確かに全体的に綺麗だけれど、迫るものがない・・・・
でも隣に本人がいるので、正直な気持ちを表現できないまま何だかそわそわしてしまったのです。

鑑賞中、彼は言葉多くていねいに説明してくれて、冗談も上手いとても感じ良い人でした。
でも「日本には日本風のお釈迦様を彫って送ってる」と聞いたとき、この人の作品に
集中できない訳がわかった気がしました。
おもねって彫ったものを誰が魂をこめて拝むでしょう。

あとになってからも心に何度もよみがえってきては、再度見たいと思ったのは
最初に会った年配の彫刻家の彫ったもののほうでした。

私はその年配の天才彫刻家に制作を依頼することにいたしました。
是非とも自分でも持っていたかったのです。
「あなたの心から出たものを彫ってください」と言いたかったけれど語学力が
なくて残念です・・・

元天才少年でもペルゴレージのように作品が後世に残った人も数多くいますから、
青年彫刻家の作品が時間に堪えるのか、ほんの少しの作品だけ見てもわかりません。
彼の他の作品をもっと見たいとはそのとき思わなかったけど、彼の10代のときの
作品は見てみたいと思いました。

写真は依頼した彫刻家の作品

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スリランカ ゴールデンティップス
今週ゴールデンティップスのサンプルが届くらしいです。
私は見るのも飲むのも初めてなので、ちょっと興奮気味。
手に入れた社長、えらい!

スパイスの食べすぎで味覚のおおらかな社長に代わり
私がいつも試飲係りです。
紅茶やらハーブティやら最近はサンプル生活でお腹ががガボガボ言ってます。

しかし、ハーブティを常飲するようになってから体調が良いです。
以前はミルクティーを愛飲してたのですが、スリランカの
ミルクパウダーが濃厚で、砂糖たっぷり入れると美味しいけどやはり
甘いもの取り過ぎで良くなかったようです。濃厚すぎて胃に重かった・・・

シルバーティップスはBLACK TEA (紅茶)と異なり上質の中国茶やハーブティ(ただし
天然フレーバーのみ)のように旨味が濃厚だけどのど越しもすっきりしていて
変に口に残りません。
程よく体温を上げてくれて体内にじんわり熱が広がる感じが、シルバーティップスにはあります。

何か臨床的な効能がシルバーティップスにはあるのでしょうか?
今後調べてみたいと思います。

幻のゴールデンティップスは果たしてどんな効果を見せてくれるのか、
楽しみです。

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スリランカ 天才発見 その1
日本の伝統工芸の中でも、人間国宝などの方々の作品を見てしまうと
どうしても素朴な土産物を愛でようという気が起きなくなってしまいます。
いいもの見ちゃうと落ちるもの見る気がしないということです。

小さいころから伝統的工芸品や仏像を好きで、機会を見つけて鑑賞してきましたが
日本の伝統工芸の作品は世界でも抜きんでて素晴らしいものがあります。
調和にこだわる感覚と、細部に対する強い美意識、材料となる豊かな
自然に恵まれてきたおかげもあるでしょう。

話変わって、外国の様々な工芸品ですが、これまた素晴らしいものが山とあります。
特にヨーロッパには、うんざりするくらい良いものが多くありすぎて、こういう美に
はまると一生が狂う人もいっぱいいるだろうと怖さも感じます。
狂う本人はシアワセなんでしょうけどね。

東南・南アジア諸国を旅行したときは、博物館や美術館に出かけて何か美しいものが
見られると期待してきましたが、その欲求が完全に満たされることはなく、博物館には
美しいものは無くてどこか別のところに存在するのだと思ったりしました。
特にインドは美術の宝庫というイメージがあったので、コルカタでもチェンナイでも
たいしたものが見られず、ずいぶんがっかりしたものです。
マハラジャのご自宅などに、本当にいいものがあるのかもしれませんが。

空間から切り抜いたような、どんなに小さくてもすごい迫力をもって迫る。
そんなものは、本当になかなか出会う機会がありません。

さて、スリランカですが手工業が大変盛んです。
素敵な民芸品としてみれば何も不足ないのですが、そういうものを探してるのではないので。

でもありました、見事なもの。
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